米林 宏昌 監督からのスペシャルメッセージ!

「思い出のマーニー」では北海道の湿地をいくつか回って作品の参考にしました。

水の冷たさ、風、鳥の声。

舞台となる湿地の空気は、主人公の杏奈が自分の魂を取り戻した要因のひとつになっています。

そういう力を湿地は持っていると感じました。

Mainstreaming

WETLANDS

in Hokkaido

北海道湿地コンソーシアムがおくる

湿地×サイエンス×エンターテインメント

北海道湿地フォーラム2020

​~シッチスイッチ​~

​アーカイブ集

Mainstreaming Wetlands in Hokkaido

​湿原,川,湖,浅い海.

北海道は湿地の宝庫です.

湿地は,漁業や農業,観光とレクリエーション,防災と減災,日々の生活用水の供給まで,私たちの生活に欠かせない環境です.それなのに,北海道の湿地の消失と劣化は止まりません.

社会全体として湿地を守り育み,その恵みを将来に渡って享受できるように​ SWITCH(転換)する.

 

そんな「北海道における湿地の主流化」をテーマに

​北海道湿地フォーラム2020が開催されました.

● サイエンスセッション

● 総合セッション

● シッチスイッチ要旨集

● シッチスイッチ宣言

​● ポストシッチスイッチ Twitter 始めました!

シッチスイッチ宣言 ~ぼくらは湿地でできている~

北海道湿地フォーラム 2020 ~シッチスイッチ~は, 北海道における湿地の主流化を図るため,次の宣言を行います.

1. 湿原,湖沼,河川,海岸,浅海域などの「湿地」は,長い歳月をかけて形成された独特な生態系であり, 多様な生きものを育むだけでなく,北海道特有の景観をつくり, 農業や漁業,観光やレクリエーション,教育や文化,防災や減災,気候の調整から日々の生活用水の供給まで,広く道民の暮らしと経済を支えています.

 

2. 様々なめぐみをもたらしてくれる湿地ですが,北海道ではこれまで広大な面積の湿地が失われてしまいました.そして,今も残された湿地の消失と劣化が進行しています.かつて北海道に満ちていた生きものの にぎわいは消え,私たちの生活と生産活動を支える「湿地のめぐみ」にも影響が及んでいます.

 

3. 湿地の未来は,北海道に暮らす私たちの未来,そして地球の未来です.湿地の消失と劣化の流れを止め, 社会全体として湿地を守り育み,そのめぐみを将来に渡って享受できるように スイッチ(転換)すること, 「シッチスイッチ」が必要です.

 

4. シッチスイッチは,さまざまな境界を越えて,湿地をとりまく地域全体,北海道全体で取り組むアクションです.湿地は,水を通じて,生きものを通じて,湿地同士はもちろん,山から海までさまざまな環境とつながっています.湿地の多様なめぐみを通じて,多くの人と,社会とつながっています. この多様なつながりを意識することが,シッチスイッチには必要です.

 

5. 湿地の価値と魅力,現状と課題については,まだまだ多くの人に伝わっていません.これらを適切に把 握し,効果的に伝えることが,まず重要です.そして,手遅れになる前に,多くの賛同者のもとで,共通のビジョンを持ち,北海道における湿地の主流化を迅速に進めることが肝要です.

 

シッチスイッチは,北海道の自然,暮らし,産業を守ります.

 

私たちは,シッチスイッチをすることを宣言します.

 

                          2020 年 10 月 25 日