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  • 執筆者の写真Katsumi USHIYAMA

第7回WLI-Asia会議が開催されました!

12月2日から6日にかけて第7回WLI-Asia会議が台北で開催されました.今回は台北野鳥の会(Wild Bird Society of Taipei) が管理運営する、関渡自然公園(Guandu Nature Park)の開園20周年記念式典を兼ねて開催されたものです.会場は、初日と二日目が台北動物園、エクスカーションを一日はさんで、4日目と5日目が関渡自然公園でした.


日本からは宮島沼水鳥・湿地センター、 宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター 、谷津干潟自然観察センター、 ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンター が参加し、活動紹介をしました.他にも、WWF-Hong Kongが管理する米埔(Mai Po)湿地の学校向け環境教育プログラム、関渡自然公園の水牛を使った湿地管理など興味深いテーマの、刺激を受ける発表がたくさんありました.また,最終日にはWLI-Asiaのこれからをテーマとする議論もあり,巡回展示の作成やファンドレイジングを進めることになり、次回(2021年)の開催地はフィリピンに決定しました.


初日から二日目にかけてはブース展示もあり、北海道ラムサールネットワークも各地のパンフレット、「湿地への招待」、「CEPAプログラム集」、「しめっちカルタ」などを展示しました.スワットンが何処かに飛び去ってしまったり(マミーちゃんは無事…)、展示していたカルタは絵札のみが持ち帰られるなど多少の出来事はありましたが、資料のほとんどは無くなりました.ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!


他にも,陽名山国家公園へのエクスカーション,夜市や旧市街の見学,台北市長も参加した晩餐会などがあり,盛りだくさんの5日間でした.


なお、今回ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンターが谷津干潟自然観察センターとともにWLI-Asiaのメンバーとなりました.参加することで素敵なプレートと登録証が届き,様々な特典も得られるようになりますので,ぜひWLIの仲間になってください!


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